このあいだ浴衣をリメイクしてワンピースを作ったのですが、それでも生地が余っている…
微妙な長さの切れ端ばかりなので何を作ろうか迷いましたが、浴衣で出かけた時用のエコバッグが欲しいなと思っていたので、あづま袋を作ってみました。
今日はあまった生地をはぎ合わせて作る、あづま袋の作り方を紹介していきますね^^
材料はこちら。
あづま袋は浴衣生地や手ぬぐいを、三等分にして作ると簡単に作れます。
しかし一枚で作れるだけの長さがない場合は、均等に三枚の生地をはぎ合わせても作ることができます。
今回リメイクで使っている浴衣は39㎝幅ですので、はぎ合わせるための縫い代を2㎝足した41㎝の長さに切ったものを三枚用意してください。
作り方の手順。
1) まずは布の切ったところにほつれ止めのジグザグミシンをかけておきます。
ほつれ止めをしたら左側の写真のように三枚を縫い合わせ、①~⑤までの番号をつけてください。
それぞれ1㎝の縫い代で縫い合わせます。縫い代はアイロンで左右に開いておきましょう。
よく見たら全部同じ柄の部分ですね(笑)そのまま同じ方向で縫い合わせるより、まんなかの柄を右にずらした方がバランスがよかったので、この配置ではぎ合わせてみました。
生地の両端は右の写真のように1㎝の幅で折り、折ったところの真ん中あたりを縫っておきます。
2) 一番上の写真を参考にして①と②の部分を重ねて1㎝の縫い代で縫い合わせます。きちんと三等分になっているので、ずれないようにまち針でとめてから縫っていきましょう。
ここがずれてしまうと、さいごに結び合わせる三角の部分がずれて長さが変わってしまうので注意してください。①と②を縫ったら、今度は③と④を同じように縫っていきます。
この時⑤の部分も重なっているので一緒に縫ってしまわないように気をつけてください。あとで袋が開かなくなってしまいます^^;
縫い終わって広げると、両側がとんがった袋ができあがります。
3) 左の写真のように、縫い代を折っていないはじっこの部分を、1㎝の幅で折ってアイロンをかけます。そのまま袋の中の開いていない縫い代にもアイロンをかけ、左右に開いてください。
はじめに両端を縫った時のように、折ったところの真ん中あたりを縫っていきます。
中央まで縫ったら方向を変えて、左右に開いた縫い代の部分にミシンをかけ縫い代をとめます。角の部分は右の写真のように縫ってください。
三角の部分を結んで持ち手を作ればできあがりです。
完成!
さっそく袋の中にA4サイズの雑誌を入れてみました。まだまだ余裕で入りそうですね(笑)
結構大容量サイズになったので、浴衣を着た時以外にも使えそうです^^
あづま袋の由来って何?と気になった方のために、ちょこっとあづま袋についての説明を。
実は由来について明確な答えはないんですよね。一応昔から包む文化のあった日本に西洋の文化が広まって、風呂敷のような包み物から袋物の過渡期に作られたものと考えられています。
あづま袋は、「私の妻」という字ではなく、「吾妻」と書きます。吾妻というのは東方とか江戸という意味があるので、江戸の町で作られたものなんでしょうね♪
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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