こんにちは。厄除けのお大師さまで有名な川崎大師へお参りへ行ってきました。
お参りと一緒に御朱印もいただいてきたので、種類やいただく場所、受付していただける時間をまとめてみました。参拝のご参考にどうぞ。
川崎大師でいただける御朱印の種類。
川崎大師の御朱印は全部で4種類ありまして、大本堂、不動堂、薬師殿、自動車交通安全祈祷殿の各お堂でいただくことができます。
①大本堂
大本堂でいただける御朱印に書かれている「厄除遍照殿」とは、川崎大師のご本尊である弘法大師、「厄除弘法大師様」という意味をあらわしています。
②不動堂 不動堂のご本尊である、不動明王(お不動さま)をあらわした御朱印です。
川崎大師の不動堂には「成田山のお不動さま」で有名な、成田山新勝寺のご本尊のご分躰を勧請しお奉りしてあります。
③薬師殿
開創880年の記念に開設された薬師殿では、ご本尊である薬師瑠璃光如来(薬師如来さま)をあらわす御朱印をいただくことができます。
④自動車交通安全祈祷殿
川﨑大師の境内から少し離れた場所にある、自動車交通安全祈祷殿でも御朱印をいただくことができます。
川崎大師の御朱印代は各300円で、4種類すべてを一度のお参りでいただいても大丈夫です。
また、川崎大師は関東八十八ヶ所をはじめとする各霊場の札所となっているお堂もあるので、受付で申し出れば霊場の特別な御朱印をいただくこともできますよ。
川崎大師の御朱印をいただける場所を順番にお参りしていこう。
それでは御朱印をいただくために、川崎大師の境内を順番にお参りしていきます!お授所のマップは川崎大師公式サイトからもご覧になれます。
今回は「私も御朱印いただいてみたいのよね…」と言っていた、趣味の書道で写経をやっている母と一緒にお参りをしてきました^^
ご朱印はもともとお寺へ写経を納めた証としていただくものでしたが、現在では写経をしなくてもお参りのしるしとして、一般の参拝客でもお授けいただけるようになりました。
まずは境内の入口にあたる大山門をくぐって献香所でお線香をたき、無病息災をお願いして煙をあびます。
この日は平日の早朝だったため、参拝客は私たちを含め3~4人だったのでゆっくりお線香をあげることができました。
献香所の奥が大本堂です。川崎大師のご本尊さま、弘法大師こと空海が奉られております。
初夏の強い日差しで見づらいのですが、御本尊厄除弘法大師の像が奥に安奉されています。こちらでお参りをしてから、大本堂の御朱印をいただきに向かいます。
大本堂の正面から右の奥が、御朱印の受付所になっています。弘法大師と書かれた大きなちょうちんが目印です。このままさらに右の奥へ進みます。
大本堂の御朱印受付所は、参拝記念品のお札やお守りも一緒に並んでいますし、「御朱印はこちらで」の案内もあるのでわかりやすいです。
受付の方に「御朱印をお願いします」とお声をかけ、御朱印代の300円を納めて番号札を受け取ります。
セルフサービスの麦茶をいただきながら一休みです。この日は私と母以外に御朱印待ちの人はいなかったので、待ち時間は5分ほどでいただくことができました。
大本堂でお参りをしたら石段を降り、道なりに右へ進んでいくと不動堂が見えてきますので、こちらでもお参りをしていきましょう。
空海(弘法大師)が唐より密教を伝えた際に、日本に不動明王の図像が持ち込まれたと言われる。 不動明王-Wikipedia
お大師さまとお不動さまは、じつは深いつながりがあるんですね。
不動堂の中は土足厳禁なので、入口で靴を脱いでから中へ入りましょう。
パッと見誰もいないので、御朱印の受付はやっていないのかな?と思いつつ
「すいませ~ん、御朱印お願いできますか?」と声をかけると
「はいはい!すいません、今書きますね~^^;」
と、奥から堂内の掃除をしていた方が出てきてくださり、その場ですぐに書いていただくことができました(笑)
お参りをしないで御朱印だけを集めるような観光客も、ごくまれにいるため参拝の記念的な意味で御朱印を集めるのはご遠慮ください、というようなお寺もあります。
川崎大師では「参拝の記念に御朱印や授与品をどうぞ」的な案内をちょこちょこ見かけ、気軽に御朱印をいただきやすい雰囲気を感じました。
といっても、御朱印はお札や授与品と同様ありがたいものなので、お参りをしないでいただくのはダメですよ!
不動堂でお参りをしたら境内を散歩しつつ、いちばん端に位置する薬師殿へやってまいりました。
開創880年の記念に2008年に開設された堂内には、薬師瑠璃光如来尊像、薬師瑠璃光如来を信仰する人々を守る十二神将が奉安されています。
御本尊薬師瑠璃光如来のご分身である「なで薬師」も奉祀され、撫でることで身体健全、病気平癒のご祈念もできます。
写真に書いてあるご真言をとなえながら腰の曲がったおじいちゃんが、なで薬師の腰を撫でていらっしゃいました。
薬師殿の中に入ると、御朱印帳を持っていた私と母の姿に気づいた受付の女性が
「御朱印ですね~、こちらへどうぞ~!」とお声をかけてくださり、5分ほどで私と母の分を書いていただきびっくりです!
御朱印を書いていただいている間は、薬師殿の記念しおりを作りながら待つのがオススメなのでご紹介しますね。
薬師如来さまと一緒に奉安されている十二神将は、十二の方角を守っていることから干支の守護神としても信仰されています。
各十二支ごとのしおりをいただけますので、ご自身の干支のしおりに備え付けのリボン(何色か色があって、お好みで選べます)をつければできあがり!
しおりは無料でいただけるので、ぜひ作っていきましょう♪
最後はちょっと離れた場所にある、自動車交通安全祈祷殿へ向かいます。1.2㎞ほど距離がありますが、大通りなので歩きやすいです。
普段から車の運転される方は、自動車交通安全祈祷殿をお参りすることで、安全にハンドルを握れるよう弘法大師さまのご加護をいただくことができます。
車の祈祷を申し込まなくても、お参りと御朱印をいただくことはできますよ。
自動車交通安全祈祷殿も含めると、境内をすべてお参りして御朱印をいただくのに、半日ぐらいかけて川崎大師を堪能してきました!
念願の初御朱印をいただいた母も満足の様子でした(笑)
川崎大師で御朱印をいただける時間。
川崎大師の御朱印受付時間は公式サイトに書かれていませんが、開扉時間内であれば受付していただけます。
ただし、閉扉時間ギリギリだとお堂にだれもいなくなってしまう場合もあり、受付できない可能性もあるため、閉扉時間の30分前には御朱印の受付を申し出たほうがいいでしょう。
・4月~9月は5:30~18:00
・10月~3月は6:00~17:30
上記の時間が大本堂の開門時間になります。
川崎大師への各アクセス方法は、川崎大師公式サイトもあわせてご参考くださいね。
さいごに。
御朱印の種類が4種類もあるお寺もなかなか珍しいですよね^^
もろもろの厄を消除する厄除け大師として、昔から多くの人々に親しまれる川崎大師。気になる方はぜひお参りに行ってみてください!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
コメント
とても良い参考になる案内でした。ありがとうございます。
keezさんはじめまして。
川崎大師は屋根があまりないので、この時期は境内を散策していると結構汗ばんできますよね(笑)
参考にしていただけたようで嬉しいです!コメントありがとうございましたm(__)m