
こんにちは、傘をまとめるバンドについているマジックテープって、いつの間にかくっつかなくなりますよね。
傘の修理をやっているお店でもマジックテープの交換までやっているお店は無いし…
それなら自分で修理するのはいかがでしょう?今日は傘のマジックテープを自分で交換する方法と、ボタンに付け替えるアレンジの方法について書いていきます。
※2022年5月30日追記。
この記事を書いたのが2016年なんですけど当時撮影した写真の画質がとにかく粗いし暗いし見づらいので、新しく撮影した画像で加筆修正しました!(今まで汚い画像なのに読んでくださった方マジで神)
傘のマジックテープの修理は自分でできる!
傘をまとめるバンドのマジックテープはざっくりと縫い付けられている事が多いので、くっつかなくなってしまったら取り外して新しいマジックテープに交換すれば再びくっつくようになります。
まずは手芸店や100均でマジックテープを購入しましょう。マジックテープは色々な種類のものが販売されていますが、傘の修理には縫い付けて使うタイプがベストです。
アイロン接着タイプや粘着シールで貼るタイプのマジックテープは、傘に使われている防水加工の布に使うと熱で溶けて穴が空いたり上手く接着できない場合があるので、シンプルな縫い付けタイプがいちばん使いやすいと思います。
では早速、シンプルに手縫いで修理していきたいと思います。
傘のマジックテープを交換する方法。
用意するものはマジックテープと傘の色にあった糸・糸きりバサミ(またはリッパー)・手芸用の縫い針です。全部100均でそろえてもいいですし、小学校で使う家庭科セットを使ってもぜんぜんOKです。

はじめに傘のバンドについているくっつかなくなったマジックテープを、バンドを切らないよう丁寧に糸きりバサミを使って取り外していきます。
マジックテープの縫い目を糸きりバサミの先端を使ってパチパチ切っていきます。バンドの根元とはじっこについていると思いますので両方取り外してください。

新しく交換するマジックテープを先ほど取り外したマジックテープと同じ長さに切って、本返し縫いで付けていきます。
…と言いつつ、今回私が使っているマジックテープはもともと付いていたものより幅が細いのですが、だいたい同じぐらいの長さになっているのであまり気にせず縫っていきます。
マジックテープは硬くて縫いにくいので縫い目も曲がってくるんですが、裏側は見えないので表側の縫い目がきれいに見えればええんじゃいぐらいの気持ちでざっくり縫いましょう気にしない!!

表から見てだいたいの縫い目がそろっていれば大丈夫です。バンドの根本と端っこにそれぞれ縫い付け終わったら修理完了です。
本返し縫いのやり方がわからない場合はこちらの動画を参考にしてみてください(多分小学校の家庭科でやったことあるわ~という方、結構いらっしゃると思います)
もう一つ、マジックテープからスナップボタンに付けかえるアレンジの方法も一緒に紹介していきますね。
傘のマジックテープをボタンに替えるアレンジの方法。

ここまでマジックテープを縫い付ける方法を書いてきましたが、交換してもくっつかなくなったらまた交換しなきゃだし、わざわざ縫うのめんどくさいんじゃ~というのが正直な気持ちです。
そこで個人的に推したいのがプラスチックのスナップボタンにアレンジして替えてしまう方法です。

プラスチックのスナップボタンは専用の打ち具を使って取り付けるものもありますが、手芸店や100均に手ではめ込むタイプのものも売っているので特別な道具を持っていなくても取り付けられます。

アレンジの方法はくっつかなくなったマジックテープを取り外して、マジックテープがついていた位置にスナップボタンを付け替えます。
打ち具を使うタイプも手ではめ込むタイプも取り付けたい位置に目打ちなどで穴をあけヘッド(画像の上にある丸いやつ)とゲンコまたはバネ(画像の下にある丸いやつ)をはめ込めば完了です。
メーカーさんによって取り付け方法が若干異なる場合があるので、使うスナップボタンの説明書を読みながら順番に取り付けていきましょう。

バンドの根本と端っこに取り付けたら修理完了です。5分くらいあればできるのでマジックテープを縫うより簡単できれいに仕上がります。
私は専用の打ち具で取り付けるタイプを使っているのですが、 手ではめ込むタイプも色や大きさが売っている場所によって何種類かあるのでお手持ちの傘に合わせて馴染むものを選んでください。
普通の縫い付けるスナップボタンは雨で錆びることがあるけど、プラスチックのスナップボタンは錆びないのもポイント高いですよね^^
さいごに。
傘のマジックテープ修理を自分でするのは難易度が高そうに思えますが、実際にやってみると意外と簡単にできます(特にスナップボタンにアレンジする方法が)
ご自宅にマジックテープがくっつかなくなった傘があるならぜひチャレンジしてみてください。さいごまで読んでいただいてありがとうございました。
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